格闘技での確かな実績と豊富な指導実績
INSTRUCTOR
柔道家として数々の実績を残し、総合格闘技の分野でも多数の実績と経験を有する講師が、生徒様一人ひとりに寄り添って指導を行っております。年少から社会人まで幅広い年齢層の生徒様への指導を手掛けており、それぞれの年齢やレベルに応じた指導で、成長や心身の育成をサポートしています。個々の確かな成長に繋がる経験をご提供できるよう、厳しくも優しい、質の高い指導を心掛けます。
小見川道大インタビュー
Q. 早速ですがネオ柔道について教えて頂けますか?
僕は現在プロの格闘家ですが、「柔道家」として総合格闘技のリングで戦っています。そんな中で幼少の頃から自分を育ててくれた柔道が総合格闘技だけでなく、あらゆる人間関係・社会に役に立つという事を「伝えたい」という思いが強くなって来たんですね。
今まで色々な相手と対戦して来ましたし、これからも対戦して行くと思います。勝つこともあれば、負けることもあります。でも、それも全部相手があってのことなんですよね。相手がいないと試合が出来ない。勝つにしろ、負けるにしろ、相手にすごく「感謝」するんです。あなたがいてくれたから自分は心身ともにより強くなれたって。勝つ喜びも、負ける悔しさも相手がいたからこそなんです。
世の中生きていれば色々なことがあります。でも、柔道で学んだ全てのことが困難に打ち勝つ道を教えてくれます。人に対して感謝を持つことの大切さを教えてくれます。自分は勝つことから学び、負けることでより多くを学びました。強いとうのは「試合で勝つ」という意味ではないんです。相手の強さを問わず、「自分から攻める」ができる事を「強い」と言うんです。
柔道は武道で「道」です。「礼儀」「感謝」そうしたことがすごく大切です。柔道の創始者である嘉納治五郎先生は「競技者として引退した後の人生の方が大切だ」と仰っていたそうです。自分もそうした想いを受け継ぎ、伝えていきたいんです。だから自ら道場を開くことにしました。
Neo Judo (ネオ柔道) のネオという言葉は「新しい」という意味と「復活」という意味があります。本来の柔道の持つ意味、競技に強いだけではなく、心身を強くし、人生に生きる柔道というものを伝えたいんです。をれを現代にあった理論を元に伝えたいんです。だから「復活」であり「新しい」という意味を持つNeoを柔道の前につけたんです。
Q. 小見川先生が柔道をはじめたきっかけは何だったのですか?
柔道をはじたのは小学校1年生の時からです。僕むかしはすごく「泣き虫」だったんですよ。それで「強くなりたい」というのがどこかにあったんでしょうね。 そんな時にちょうどロス五輪をテレビで放送していたんです。それでたまたま柔道の山下先生の試合を観て、すごく「かっこいい」って思ったんです。それで親 に「柔道を習いたい」とお願いしたんですね。それで近所の道場に入門しました。後になって分かるんですけど、たまたま近所にあったその道場が全国的に10 本の指に入るような名門道場だったんです。当時は何も知らなくてね(笑) なんか稽古が厳しいな〜と。
Q. 最初から強かったんですか?
いや全然! 弟も同時に道場に通ったのですが、これが弟の方がセンスがあってね。早くから町の大会で勝つなど実績をあげていたんです。僕の方はもう全然で ね。自分から「通いたい」と言ったのに、稽古が厳しくてもういやでいやで。先生も怖くね。でも愛情のある素晴らしい先生でしたね。だから何とか辞めずに続 けていたんです。小学校4〜5年ぐらになったある日に「弟より弱いのはかっこわるいよな」とすごく感じたんです。そこから頑張りだした。自分で考えて強く なる工夫をはじめたんです。そうすると今まで習ってきた事の意味がみるみる分かるようになって試合でも勝ち出したんです。そうなるともう柔道面白くて、面 白くて。小学校の高学年では団体戦で全国大会に出るようになっていましたね。身体は小さかったのですが無差別級で3位に入ったりして、周りも褒めてくれる し、どんどん柔道にのめり込みましたね。
Q. 中学・高校ではどうでしたか?
中学でも柔道一直線でしたね。部活と道場と両方で練習していました。中学二年、三年と全国大会に出ました。優勝は出来なくてベスト8まででしたけど楽し かったですね。高校は柔道が強い土浦日大高校に進学しました。やはり身体は小柄なほうでしたが団体戦ではポイントゲッターでしたね。高校時代でインターハ イで2位になり高校強化選手に選ばれました。優勝できなかったのはくやしかったけど、強化選手に選ばれたことは嬉しかったですね。僕、小学校の作文では 「将来の夢はオリンピック」と書いていたんです。入学する高校なんかも書いてあってね、だんだんとオリンピックに近づいているぞと。
Q. NEO JUDO ACADEMYでは何を伝えていきたいですか?
柔道を通じて様々な経験や出会いで人として大きく成長していってほしい。
また、柔道では沢山投げられますが、投げられても立ちあがる力を養えます。生きていくうえでは挫折や様々な困難な問題ともぶつかりますが、柔道でそれを乗り越える力をつけてもらいたいです。それこそが「柔よく剛を制す」ということだと思います。